「子どもが自然に英語を身につける保育園」を支える働き方改革~ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園

「子どもが自然に英語を身につける保育園」を支える働き方改革~ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園

スタッフのいきいきとしたコミュニケーションを重視

保育ネクスト

英語教育以外では、どのような方針がありますか?

岡田運動機能の向上のために、ラックスポーツと提携し、毎週水曜に専門講師による体操教室を開催しています。
またクラフトやアートの表現活動にも力を入れており、毎月や季節の制作はもちろん、日本の行事や習慣・文化を大切にしながら、クラフトやアートで感謝の気持ちを表現することも大切にしています。
たとえば敬老の日には祖父母にクラフト作品を投函するというような活動をしています。

敬老の日に向けた工作物
敬老の日に向けた工作物
運動会に向けて年長児がソーラン節の練習をしているのを見学して、「英語教育ばかりでなく日本のこともやるんですね?」と保護者が驚くことも。インターナショナル園でありながら、イングリッシュソングだけでなく日本の童謡も取り入れて融合させた保育を行っているという。
保育ネクスト

保護者からよく求められることは?

岡田まず、認可保育園としてお子様が安心して楽しんで過せる環境を提供することが大前提です。
その上で、英語や体操、表現活動を行うことで、子どもたちの未知な可能性を伸ばしていくお手伝いをすることが多くの保護者様から求められていると思います。
また、今はコロナ禍で保護者の方は園内にお入りいただけないので、受け入れやお見送りはテラスで行っています。
その短い時間で、保育者は子どもたちの様子を具体的なにお伝えし、保護者とのコミュニケーションを図ることが大切だと思っています。

保育ネクスト

インターナショナル園となったのは2016年ですから、卒園生もたくさんいますね。

岡田近隣にお住まいの方が多いので卒園後も、小学校の帰りに顔を見せてくれたり、兄弟のお迎えの際に一緒に保護者とお迎えに来て元気な姿を見せてくれます。

保育ネクスト

どうもありがとうございました。

スタッフの皆さん
スタッフの皆さん
お二人のお話を伺いながら、このぽっかぽっかナーサリーインターナショナル園の雰囲気が、いわゆる保育業界とは少し異なっていることを感じた。
保育の公平性の面から行政からの制約を受けながらも子どもたちに英語教育を提供していくために、必要な人材を確保し、さまざまな経歴を持つ保育士だからこそ保育の現場に新しい風をもたらしているのだろう。
今、世間では働き方が大きく変化しているが、インターナショナル園のように保育の現場でも働き方も変革を迎えるときが来ていると感じた。
今後も、英語教育という子どもたちの未来を見すえた教育を提供しながら、保育の現場の新しい働き方の先駆けとして未来を見すえた職場に進化していくのではないだろうか。

取材日:2022年9月12日
ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園
所在地 〒252-0202 相模原市中央区淵野辺本町4-1-17
設立年月日 2016年04月
定員 70名
スタッフ構成 施設長・保育士・英語講師・用務員
保育時間 通常保育: 平日7時半~18時半(延長保育18時半~19時半)
土曜保育: 7時半~18時半(延長保育無)
休園日: 日曜・祝祭日・年末年始(12/29~1/3)
ホームページ international.pokkapokka.com
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