「子どもが自然に英語を身につける保育園」を支える働き方改革~ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園

「子どもが自然に英語を身につける保育園」を支える働き方改革~ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園

ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園(神奈川県相模原市)は2014年に認定保育室としてスタートし、2016年に日本初のインターナショナル認可保育園として移転開所した。定員70名、保育士数は18名。ユニークな取り組みとそれを支える仕組みについて岡田歩施設長と池田友子主任に伺った。

子どもの吸収力はすごい!

この保育園では、月曜日から木曜日まで、0~2歳児クラスでは30分、3~5歳児クラスは45分のイングリッシュレッスンを行っている。レッスン以外の時間でもネイティブの講師スタッフが各クラス1名常駐して子どもたちと一緒に過ごしており、そうした環境下で子どもたちが自然にネイティブの発音で英語を身につけることができる。
保育ネクスト

英語を取り混ぜた保育というのはどんな感じなのですか?

池田保育士からの声がけなども基本的にすべて英語で行っています。
「園庭で遊びましょう」「手を洗いましょう」などと毎日同じ声がけをすることで、自然と耳に入るフレーズの英語が自然と身についています。
例えば「Let’s go to the Bathroom.」と言われたら「トイレに行かなきゃ」といったような感じで、自然と足がトイレに向かうのです。

保育ネクスト

子どもたちに英語を教える楽しさは?

池田子どもはすぐに環境に順応しますから、生活ルーティーンの英語で内容であれば、すぐに理解するようになります。それだけ日常生活で英語の音を聞くことが自然にでき、「英語耳」になっているということでしょうか。年齢を追うごとに英語への理解度が上がり、上達具合が確認できます。

各部屋ごとのプレート
各部屋ごとのプレート
保育ネクスト

大人だと、英語で言われたら構えてしまいますよね。

池田子どもは流れの中で自然に耳が慣れてくるのです。
お兄さん、お姉さんたちが年下の子に「貸して」と言えば、その子も言われたことがなんとなくわかりはじめて、自分で貸してほしいものがあったときに、そのフレーズを発しようと考えはじめますので、そんなときに保育者が「“貸して”は英語で何と言うの?」と聞けば、自分からも英語でちゃんと「貸して」を発言しはじめます。
そんな姿を見ると、もうそんなに覚えたんだと驚くことばかりで楽しいですね。

池田友子保育主任(ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園)
池田友子保育主任(ぽっかぽっかナーサリー インターナショナル園)

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