社労士から見た保育所経営のトレンド ~和道経営舎 小林信宏代表インタビュー
多様化する保育のかたち


たぶん各地域、2〜3園くらいずつ増えています。待機児童もだいぶ減ってきていますし、地域によっては定員に満たない園もあるのですが、行政はやはり待機児童解消という掛け声があり、いまだに増えているんです。

そうですね、ただ不正受給が発覚した事件があり、新たな認可は止まってしまいました。再開する予定だったのですが、コロナでまた止まっています。

そう、出勤自体がなくなり、企業内に保育園を作る必要がなくなりました。人気があったのは医療従事者のための病院内保育園なのですが、制度としてはOKでも、感染症のリスクを考えると心理的には懸念が残ります。医療関係者のお子さんをお預かり拒否する保育園があった例も聞きますので、ニーズはあると思うのですが。

学童の新規参入はだいぶ絞っているはずです。サラリーマン大家さんのテナント有効活用策の一環として、介護施設を入れたり、放課後デイを入れたり、保育園を入れたりする例はありますね。1クラス30人のうち3〜4人は要支援児がいて、対象となる子は増えています。学童は放課後に開所するので、短時間で済むことも増える理由なのでしょう。
緊急事態宣言下では学校が休みになり、結局預かる場所がなくて学童になだれ込んだのですが、学童は午前中は開所していませんからどうするのかということが問題になりましたが、うまく対応しているところが多かったようです。

子どものときに個性がありすぎると難しいですよね。発達障害とまではいかなくても、人と人との距離を掴みにくかったり、言葉でうまく話せずすぐ手が出てしまう「狭間の子」には、保育士を加算でつけて対応している保育園さんが多いですね。ベテランの保育士だと、親御さんに診断を勧めることもあります。不適切な保育を受けた子どもの傷はなかなか治らないとも言われますし、言い方によってはハラスメントになりかねない難しい局面です。保育士さんはやはり経験もあるし、子どもの発達成長の度合いを見て言ってくれるので、そういうところはやはりさすがプロだと思います。
| 名称 | 社会保険労務士法人和道経営舎 |
|---|---|
| 所在地 | 〒220-0004 横浜市西区北幸2-8-19 横浜西口Kビル7階 |
| 代表者 | 社会保険労務士 小林 信宏(Nobuhiro Kobayashi) 第 14010076号(全国社会保険労務士会連合会) 第 1411818号(神奈川県社会保険労務士会) |
| 併設の事業 | 一般社団法人 日本アクティブケア協会 副理事長 労働保険事務組合 東京中小建設業協会 理事長 NPO法人 労働契約エージェント協会 会員会員 |
| ホームページ | https://www.srkobayashi.com/ |
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ツールを取り入れて工夫すれば、保育環境は絶対に良くなる。

