子どもたちの笑顔を増やして、主体性を育みたい ~ 元気キッズ/株式会社SHUHARI 代表 中村敏也氏

子どもたちの笑顔を増やして、主体性を育みたい ~ 元気キッズ/株式会社SHUHARI 代表 中村敏也氏インタビュー

元気キッズの離職率がゼロの理由

元気キッズでは「給食を完食すること」を目的にしない。
元気キッズでは「給食を完食すること」を目的にしない。
保育ネクスト

保育士が辞める理由は、賃金・勤務時間・人間関係と言われていますが。

一般的には、人間関係の理由が一番多いでしょうね。その次に賃金ややりがいの問題があります。
保育士さんはあまりキャリアを求めません。「主任を目指して頑張って」という言葉が響く保育士は100人に2、3人くらいしかいないでしょう。
それよりも、自分のやりたいことが実現できるか、仲間が好きかどうかという共感を重視する人が多いようですね。
ただ、元気キッズでは、たいてい結婚か、育休復帰をあきらめるケースが多く、元気キッズが嫌いで辞めるという話はあまり聞きませんね。
採用のミスマッチで、考え方についていけなかったりなじめなくて辞める人はいるかもしれません。

保育ネクスト

勤務時間が長くならないように、仕事の効率性について工夫をしていますか?

うちはもともと書類はそれほど多くないのですが、それでも事業所が増えていくと書類も増えますので、ICTは導入しています。
保育のほうではkidslyやKIDSNA を試して、4月からはCoDMONを入れます。
児童発達支援のほうでも、効率化してドキュメントを減らすためにWebアプリの自社開発を進めています。
ITの力を借りて業務負担を減らす試みは続けていきます。
あとはダラダラ仕事をしないようにしています。制作物などでもみんなで協力しあう雰囲気が自然とあります。
たまに仕事をふるのが苦手だったり、自分でやらないと気がすまなかったりする人がいて、その人だけ残業が多くなりますので、総務がチェックしていて指導します。

 
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