「こんなとき」のコツ

イベント装飾のコツ!保育士が時短できる作り方13のポイント

イベント装飾のコツ!保育士が時短できる作り方13のポイント

夏祭りやハロウィン、クリスマス会などの装飾は、イベントを盛り上げるために欠かせない要素です。でも、保育士としては、保育の準備や書類作成といった普段の業務を抱えながらのイベント準備ですから、なかなか大変ですよね。
忙しい保育士さんのために、今回はイベントの装飾を時短しながら作るコツを紹介します!

壁面や装飾はどんなデザインを選ぶべき?選び方のポイント

保育雑誌や、いろいろな保育園のブログなどを見ると、かわいい装飾がたくさん載っていますよね。
思わず、「よし!これを作ろう!」という気分になってしまうかもしれませんが、安易に決断するのはNGです。
イベントの壁面や装飾を選ぶときは、次の5点に注目をしましょう。

壁面や装飾の選び方① イベントの趣旨や季節感に合ったもの

基本的に、装飾はイベントの内容や季節感に合ったものを選びましょう。
たとえば、

  • 入園式   → 桜・紅白幕・花紙・蝶・「おめでとう」の文字など
  • 夏祭り   → わたあめ・屋台・うちわ・かき氷・ヨーヨー・花火など
  • クリスマス会→ サンタクロース・トナカイ・雪だるま・プレゼント・クリスマスツリーなど

というように、イベントや季節に関連性のあるアイテムを装飾に取り入れることで、子どものイベントに対する「ワクワク感」を引き出せますし、より華やかな印象になります。
記念撮影をするときにもしっかり映えてくれますよ。

壁面や装飾の選び方② 保育雑誌やフリー画像など印刷やダウンロードが可能なもの

印刷やダウンロードができる型紙を選ぶのもポイントです。
保育雑誌では、季節に合った壁面の型紙が掲載されているため、保育園や自宅に保育雑誌がある場合はそれをコピー機で印刷しましょう。
保育雑誌でピンとくる装飾がない場合は、インターネットのフリー画像サイトや保育士向けの素材サイトで、画像をダウンロードするという方法もあります。
InstagramやTwitterにアップされている装飾は、確かにゴージャスでかわいいのですが、型紙がないとそっくりそのまま作るのは困難です。
器用でモノ作りが得意な保育士さんならいいかもしれませんが、写真を見て大きさや形を一から作るとなると、膨大な時間がかかってしまいます。
限られた短い期間内で完成させたいときには、事前に型紙を入手しましょう。

壁面や装飾の選び方③ 構図が保育園の装飾スペースと合ったもの

壁面装飾の場合、構図にも注目しましょう。
壁面装飾はひとつのパーツを作れば完成というわけではありません。
複数のパーツを重ねたり並べて貼ったりして、やっとひと一つの壁面が完成します。そのため、保育園の装飾を張るスペースに合っていない装飾を選んでしまうと、スペースに収まりきらなかったり、逆にスペースが余ったりする可能性も。
壁面装飾を選ぶときは、事前に装飾スペースの縦・横の長さを測って、装飾の長さと照らし合わせてみましょう。

壁面や装飾の選び方④ 形や大きさがそろっているもの

形や大きさはそろっている装飾は、量産するときに便利です。
たとえば、

  • 節分の赤鬼と青鬼の壁面…鬼の角の数や色は違うが、顔・体の形や大きさが同じ
  • お誕生日会(ケーキを囲んでお祝いする動物)の壁面…動物の耳の形や色は違うが、顔の丸い輪郭や手足の形が同じ

このように、壁面の一部であるキャラクターの顔や体の形が同じものであれば、同じ型紙を使って簡単に量産できます。
形や大きさがすべてバラバラだと、いくつもの型紙を用意しなければならないため、時間も手間もかかってしまうでしょう。
どうしても量産できそうな素材がない場合は、保育雑誌やダウンロードした型紙を自己流にアレンジして、パーツの形や大きさを統一してもOKです。

壁面や装飾の選び方⑤ 吊るし飾などの立体的な装飾も取り入れて

イベントの装飾は壁面装飾だけではありません。立体的な装飾もたくさん取り入れると、さらにゴージャスな印象になりますよ。
たとえば、

  • 風船
  • ハニカムボール
  • 折り紙
  • モビール

モビールやハニカムボールなどの吊るし飾りは、柱や窓のカギなどのちょっとしたスペースがあれば飾り付けられます。
壁面装飾を張るスペースがないときにも便利ですね。
天井の近くに付けて置けば、子どもが引っ張る危険性も少なくなるため、来年度も使いまわしたいときも安心です。
風船は使い捨てになってしまいますが、膨らませるだけなのであまり手間もかかりません。「装飾したけど、何だか物足りない…」というときには強い味方になってくれるでしょう。

忙しくても簡単に作れる!イベントの装飾を作るコツ5選

続いては実践編に入ります!イベントの装飾を効率よく作るコツを5つ解説します。
作業の順序も含めて紹介するので、「イベント迫っているけど、何から始めればいいの?」という保育士さんはぜひチェックしてみてくださいね。

イベントの装飾を作るコツ① 型紙を拡大コピー

まずは、保育雑誌やインターネットからダウンロードした型紙を拡大コピーしましょう。
保育雑誌であれば、「倍率○○%で印刷してください」と記載されていますが、ダウンロードした壁紙の場合は、倍率が分からないケースもあるでしょう。
そんなときは、「型紙コピー倍率計算ツール」のサイトがおすすめです。
参考サイト 型紙コピー倍率計算ツール | あなたの保育をサポートする「My Wonder」

イベントの装飾を作るコツ② ボール紙を「型紙」として使う

型紙を印刷したら、次は硬い「ボール紙」に型紙を鉛筆で書き写します。
型紙をそのまま画用紙の上に乗せてなぞってもよいのですが、型紙がズレたり、何度も書き写すことで型紙が破れてしまう可能性があります。
厚紙やボール紙などの頑丈な紙に書き写して、それをはさみでカットすれば、輪郭をなぞるだけで簡単に形が書き写せますよ。
画用紙の上に乗せてもずれにくく、厚手のため破れる心配もありません。
ボール紙の型紙ができあがったら、裏面にどのパーツなのかしっかり明記するのをお忘れなく。

イベントの装飾を作るコツ③ 画用紙を2~3枚重ねてはさみでカットして量産

同じパーツを何枚も作るときは、画用紙を2~3枚重ねてはさみでカットしましょう。
同じ手順を何度も繰り返す手間を大幅に削減できますよ。
基本的には、2~3枚重ねた画用紙の上にボール紙の型紙を乗せて、輪郭を鉛筆でなぞるだけでOKです。
ただ、画用紙がバラバラになりそうなら、端をホッチキスやテープで固定しておくとよいでしょう。
「鉛筆でなぞると縁に色が残っちゃう……」という場合は、「色が出ないボールペン」や竹串などを使うのがおすすめです。

イベントの装飾を作るコツ④ 目や口はシールやペンを使ってもOK

キャラクターの目・鼻・口などの細かいパーツは、キレイに切るのが難しいですよね。
失敗して、何度も作り直していると、時間のロスにもつながってしまいます。
そんなときは、細かいパーツはシールやカラーペンで代用するのも一つの時短方法です。黒い丸シールなら、目として、淡い色の丸シールなら鼻として代用できます。
ピンク色の丸シールなら、ほっぺの部分に貼るとかわいらしさが演出できるでしょう。
表情によって変化を付けたい口元は、カラーペンで書いた方が早く仕上げられます。
100円ショップに行けば「顔パーツシール」も売っていますから、そちらもチェックしてみましょう。

イベントの装飾を作るコツ⑤ 立体的な装飾は子どもに作ってもらうのもアリ

花紙や折り紙といった立体的な装飾は、子どもに作ってもらうのもアリです。
イベントの装飾を子ども自身が作ることで、「みんなで一緒にイベントを作り上げる」という連帯意識が生まれます。
当日に飾り付けした際、子どもが「あれ、ぼく(わたし)が作ったやつだ!」とうれしい気持ちになります。
保護者から見ても、我が子が作った作品が見られるのはうれしいものです。

イベントの装飾の注意点や保存のコツ

装飾を作るときや飾るときは、様々な点に配慮する必要があります。
最後に、イベントの装飾を作る際の注意点や保存方法のコツをみていきましょう。

イベントの装飾の注意点や保存のコツ① 鋭利な素材や口に入ってしまうサイズの装飾はNG!

先のとがった木の枝や針金など、鋭利な素材はNGです。
幼児が触れてケガをする可能性があるからです。
うっかり床に落ちてしまった場合、乳児が口に入れてしまう可能性も考えられます。
同様に、口に入ってしまうサイズの装飾も避けた方がベターです。
もしも小さいサイズの装飾を張る場合は、はがれないようにテープでしっかりと固定しておきましょう。

イベントの装飾の注意点や保存のコツ② 使い回す場合はラミネートをしておく

来年度も装飾を使いまわす場合は、ラミネートしておきましょう。
ラミネートをすることで、紙の劣化や変形が防げますし、テープのつけ外しもしやすくなります。
ラミネートの機械がない場合は、ラミネートのフィルムにアイロンをかけるという方法もあるため、試してみてください。
ラミネートした装飾は、ファイルに入れて日の当たらない場所で保管しましょう。

イベントの装飾の注意点や保存のコツ③ イベント後の外し忘れにも注意

季節の壁面装飾とイベント装飾を併用している場合は別ですが、それ以外の装飾はきちんと外しておきましょう。
せっかく苦労して作ったので、「もったいない」という気持ちも生まれてしまいがちですが、長い間飾ってしまうと「イベントの特別感」がなくなってしまいます。
子どもにとってイベントとは「いつもと違う特別な日」です。
非日常感を演出するためにも、飾りの外し忘れには注意しましょう。

イベントの装飾を作るコツで作業を短縮!

通常の保育業務と並行してイベントの装飾を作るのはとても大変ですが、ちょっとしたコツさえつかめば作業を時短できますよ。
ぜひ、今回紹介した装飾を選ぶポイントや作るときのコツを実践してくださいね。

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