日本の総菜を世界に発信!~エッサンスキッチン 代表取締役 細野烈氏インタビュー

日本の総菜を世界に発信!~エッサンスキッチン 代表取締役 細野烈氏インタビュー

保育園にも導入していきたい

保育ネクスト

保育園などでも、こういうサービスがあれば喜ばれそうですね。

幼稚園や保育園、学童保育施設などで働くスタッフの需要はあると思っています。お子さんのいる保育士さんも多いと思うので、育児補助としてご活用いただけると思います。

保育ネクスト

子どもの食事は、とても大切なことですよね。

「ESキッチン」の総菜は、お子さんが食べられるように基本的に保存料を一切入れていないんです。身体に優しいということがコンセプトですから、働くパパ、ママが持ち帰っても、お子さんがうちの食事を安心して食べられるようなお惣菜を考えております。
お子さんにとってもすぐご飯が食べられて、身体にも良いという、まさに働くパパ、ママの非常に強い味方になれると思います。
やはり、「食の力」ってあると思うんです。僕自身も小さい頃はカギっ子で、昼食や夜ごはんは作り置きということが多かったのですが、「ESキッチン」はその代用になると思います。
お母さんがいなくてもインスタント食品ではなく、手作りのものを食べられる。当社の総菜は一切機械で作っておらず、すべて一個一個手作りしています。大手食品会社の機械による大量生産は、当社ではなかなかできません。一個一個手作りですから、じつは結構仕入れ価格も100円では収まらなくて、倍以上もいってしまうことがあります。

保育ネクスト

細野さんは飲食関係につながることをされていたのですか。

僕はもともと外食のコンサルタントの仕事をやっていたのですが、ビジネスモデルを考えるのが趣味で、今まで何百個と考えてきました。
いつか外食店を自分でやりたいという思いはもっていて、じつはもうすでに何店舗かやっているんです。食べることが好きで、食べ物をご提供するのも好きなので、そういったことの延長線上に「ESキッチン」もあると思います。

保育ネクスト

今後の展開についてはどのように考えていますか?

まだ始まったばかりですが、今後は法人向けサービスを深堀して広めていくと同時に、働いているスタッフのプライベートな食もサブスクリプションで提供していきたいと思っています。
たとえば、お客様個人専用のおかずが月30品お届けしたり、健康的なダイエット食の弁当をお届けしたりなど、個人にフォーカスした食の定期購買を作っていきたいです。
法人向けビジネスで考えていることは、「ESキッチン」の商品は納品時点で賞味期限が1か月以上ありますから、国内だけでなく海外にも展開できるということです。
海外に行くと、美味しくて安い日本のお惣菜を食べることはほぼ不可能ですから、日本の駐在員がいる海外の現地法人や、日本食が好きな海外企業などには、「ESキッチン」の需要があると考えており、海外展開も視野に入れています。

保育ネクスト

それはすばらしいアイデアですね!

海外に駐在している方の「昼飯にサバの煮つけを食いたいな、でもこっちの和食は高いし、あんまりおいしくないんだよね」といった課題を解決できるのではないかと思っています。
輸出貿易の関係でどうなるかということをクリアするか、現地法人を作って現地で調理するということも考えています。
「ESキッチン」を通じて、日本の総菜を世界に発信していきたいですね。

エッサンスキッチン株式会社 代表 細野烈氏

エッサンスキッチン株式会社
所在地 群馬県北群馬郡吉岡町大久保582番地
電話番号 0279-25-8861
ファックス 0279-25-8862
代表者名 細野 烈
設立 2019年8月25日
資本金 3,000,000円
事業内容 ESキッチンの運営(1品100円社食)
ESおやつの運営
ホームページ https://es-kitchen.biz/
取材日:2020年5月25日
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