マネージャーさんへカリスマインタビュー

海外インターン留学で実践力・指導力のある保育士を育成~Y&K Narita International school 代表 伊藤健太氏インタビュー

海外インターン留学で実践力・指導力のある保育士を育成~Y&K Narita International school 代表 伊藤健太氏インタビュー
保育ネクスト
メンタル的な壁もありますか。

日本人は自分を出すのが苦手です。僕自身、日本では積極的なほうだと思っていましたが、自分を発信しないと埋もれてしまい、なかなか自分の思いを伝えたり行動を起こせませんでしたね。
トラブルに巻き込まれることもあります。日本に比べたら犯罪が多いので、盗難やひったくりに遭ったり、家に帰っても中に入れなかったり、日本ではあり得ないことも起きます。しかし、だんだん慣れてくると冷静に対処できるようになります。そういう面ではかなり精神的にも強くなり、臨機応変に対応できるようになりますね。
今まで出会わなかったような問題にぶつかったときに、海外では助けてくれる人がいませんから、自分で解決することでかなり成長できます。自分の考えや価値観が構築されていくことは教育の上でも役立つと感じます。
あとは、オーストラリアでは美容師やネイリスト、マッサージ師など技術系の仕事は問題ないのですが、日本での保育資格があってもそれを活かせる環境が少なく、現地の資格をとらなければなりません。結局、ジャパニーズレストランなどで働いてしまうことになるので、ちょっともったいないですね。

保育ネクスト
インターンとして子どもたちに教えることでの戸惑いは?

僕自身が戸惑ったのは、日本の子に比べてかなり算数力が弱いことでした。掛け算ができない子、繰り上がりの足し算ができない子が高学年にもたくさんいるので、日本語指導とあわせて時計の見方など生活に必要な計算を教えました。そういう子を学力が低いと決めつけるのではなく、いろいろな手立てを使って子どもたちが楽しく学べるようにしています。
オーストラリアの教育現場では、人に対する接し方はかなり厳しく指導していますね。学習は二の次で、とにかく個性を大事にして、のびのびと自由に生活を送れるようにすることが第一方針です。クラスでけんかが起こったら当事者だけで話し合うのではなく、授業を中断して、なぜそういう問題が起きたのか、今後どうすべきなのか、クラスの全員で話し合う光景がよく見られます。

Y&K Narita International school
イベントの様子
保育ネクスト
留学前と後ではどういう変化がありますか。

オーストラリアの日本語指導インターンは、最低限の指導はしますが、教材づくりや授業展開を全部自分で考えてもらいますから、ストレスなく自分のやりたいことをできます。ただ教え込まれた指導方法に従うのではなく、自分で考え抜いた良い指導方法を改良して構築していけるようになりますので、帰国する頃には実践力や指導力が身についています。国内で普通に保育士の仕事をしていただけでは、なかなか身につかないものです。

保育ネクスト
帰国後に経験を活かしている例をご紹介ください。

教員免許は持っていて、先生になってみたいけど向き不向きが分からないからインターンで学びたいという子がいました。帰国後は当社の紹介で、フィンランド式の教育を取り入れている山梨県の素和美小学校という学校でお勤めしています。素晴らしい人材だったので、これからも育成した人材をご紹介してほしいというお褒めの言葉を校長先生からもいただいています。

夢を持ち続けて挑戦してほしい

保育ネクスト
保育業界の人材不足は何が原因だと思いますか。

保育業界に限らず、小学校現場、教育現場では圧倒的に人材が不足しています。保育の無償化によって子どもの数も増えているので、なおさら人材確保が課題です。しかし保育士の質も問われますから、誰でもいいわけにもいかない。本当に大変です。
人材不足の原因は、給料が安いとか業務が多いと言われますが、給料が増えればやる人が増えるのかというと、ちょっと違うと思っているんです。結局、その仕事に対する責任感や使命感が大事で、それを潰してしまう職場の雰囲気があるんです。ベテランの先生の言うことを聞きなさいとか、こういう指導方法が正しい、絶対だという狭い価値観が職場にあると、若手の人たちが自分でやりたい教育ができません。それで思っていた教育と違うということで離職する方が多いわけです。留学という以前に、職場の雰囲気が悪いとか、指導方針の食い違いで困っている方が多いんですね。

保育ネクスト
現場負担を軽減するには仕事の効率化も必要ですね。

旧態依然とした教育現場、とくに事務作業などにAIを導入したりICTを活用したりして教師の負担を下げれば、業務の負担は激減すると思います。時間に余裕ができれば心にも余裕が生まれ、子どもにフォーカスしてものごとを考えたりできるようになる。そうすれば使命感や責任感とも備わってくるようになると思います。

保育ネクスト
保育の仕事はある意味終わりがなく、効率化どころか、やりすぎて時間が足りなくなり、持ち帰っている現場もあると思います。

そうですね、学級通信を毎日出しているクラスもあれば、一切出さない先生もいて、業務の負担はさまざまです。月1回に統一するなど全校でルールを決めることなども必要でしょうね。

保育ネクスト
それによって子どもたちと向き合う時間を作ることが大事ですね。

オーストラリアでは必ずクラスに補助員がひとり付き、教材や掲示物を担当しますので、教師の業務量はかなり少ないので、子どもと向き合う時間を十分にとれます。

保育ネクスト
最後に、これから留学を考えている方にひとことメッセージを。

僕はやりたいことをやるのが一番いいと思っているんです。仕事や家庭、世間の目もあって我慢している方が多いですが、本当に自分のやりたい夢を持ち続けてほしいと思います。留学したいのなら僕たちがサポートできますし、起業したい人には経験者としてアドバイスしたりサポートしたりできます。今の生活や人生に悩んでいる人は、一度すべてをリセットして、いろいろなことに挑戦して突き進んでいくべきだと思います。
Y&K Narita International school 代表 伊藤健太氏

会社名 Y&K Narita International School
代表者 伊藤 健太
設立日 2016年7月4日
住所 800 zillmere Rd, Aspley PO BOX 159 QLD 4043 Australia
〒286−0013 千葉県成田市美郷台1−9−11
電話番号 05053721470
0476−22−0694
E-mail yk.narita.international.school@gmail.com
Web Y&K 日本法人 https://www.educatorsagency.com/
Y&K オーストラリア法人 https://www.yandkaustralia.com/
主要事業 教育部門
日本語指導、算数指導、保育士・小学校教師・日本語教師・英語指導者育成、
保育士・小学校教師・日本語教師・英語教師人材紹介
教育指導者系資格取得サポート
教育者専門海外研修
日本語指導インターン実習
学級経営相談、進路相談、不登校児童生徒相談
日本英語指導書教材研究 、教育課程編成考察
生活部門
語学学校紹介、ホームステイ&学生寮手配、シェアハウス運営、ビザサポート、各種手続きサポート、起業サポート、車売買レンタカーサポート
旅行部門
空港送迎
ツアー(ブリスベン・バイロンベイ・ ゴールドコースト・サンシャインコースト)
BBQパーティー
その他イベント多数
取材日:2020年3月4日
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