保育業界のためにシステム開発会社ができること

当社は2005年に設立して、システム開発とSES派遣が主事業です。また、オフショア開発ではフィリピンとベトナムのラボを活用して開発業務を行っています。直近ではマイクロソフトの統合業務アプリケーション「Dynamics 365 Sales」「Microsoft 365」など、CRMやテレワーク環境の構築・導入支援を行っております。特定の業界に偏らず、幅広いお客様がいらっしゃいます。

当社代表の倉持の奥様が保育士で、当初お付き合いがあった法人様とのお話し合いの中で受託開発として連絡システムを作ったのが始まりです。当時は類似のサービスもほぼなく、2、3社ほどでした。
今では社会課題解決ということを掲げて、「ママれん!メール」「ママれん!ノート」「ママれん!シフト勤怠」とパッケージ化してサービス展開しています。おかげ様で、シリーズの導入実績は200施設を超しました。


たとえば、朝、子どもの具合が悪い等、保護者様が電話でお休みの連絡をするわけですが、一斉にそういった連絡が来ることで、園は対応業務に追われて大変苦労しています。また、保育園から保護者様への連絡も、電話では一斉に連絡できません。そういった連絡を効率化できる手段はないかというお悩みでした。

保育士さんが大変なのは、一日の業務量が多く、その内容は多岐に渡ることです。ひと段落つくと思える昼食後に子どもを寝かせるタイミングでさえ、寝ている子どもの様子をこまめに確認しなくてはいけないし、その間に児童票や連絡帳のお返事などを作らなくてはなりません。帳票にかかりきりなると、子どもに目を向ける時間が少なくなり、保育の質も下がってしまいます。それらを考えると、保育士業務はオーバーワーク気味で、とても大変だと思いますし、何とか効率化を図れればと思います。